「脂肪分ゼロ」乳酸菌飲料1本に角砂糖10個分のカロリー (2)
○「脂肪分ゼロ」乳酸菌飲料1本のカロリー=ご飯1杯=角砂糖10個
某ブランドの乳酸菌飲料には、100ミリリットル(ml)あたり15.4グラムの炭水化物が含まれており、1本(340ml)で52.36グラムの炭水化物、約213キロカロリーが含まれる。
一方、ご飯100グラムあたりの炭水化物含有量は37グラム(約148キロカロリー)で、角砂糖100グラムあたりの炭水化物含有量は100グラム(約400キロカロリー)だ。
よって、この乳酸菌飲料1本に含まれる炭水化物は、ご飯140グラム(お茶碗1杯)、あるいは角砂糖50グラム(1個5グラムとして10個分)に相当する。(注:炭水化物1グラムは4キロカロリー)
○専門家の提言:「食品購入の際には『原材料名』と『栄養成分』をつぶさにチェック」
成都健康専門家チームの栄養学専門家は、「各メーカーは『脂肪分ゼロ』『100%天然』『ノンオイル加工』を売り物にしているが、それをそのまま鵜呑みにしてはならない。食品構成や栄養成分を本当に知りたい場合は、製品のパッケージに記載されている『原材料名』と『栄養成分』をつぶさにチェックする必要がある」と市民に注意を促している。
規定によると、「原材料名」は、食品に含まれるあらゆる原料について、割合が高い順に記載しなければならない。つまり、前の方に記載されている原料ほど、含まれている割合が高い。「栄養成分」は、食品に含まれる各種栄養成分の含有量数値と栄養素等摂取目安量(NRV)に対する%を表示したもので、当該食品100ミリリットル/グラムを摂取すれば、必要摂取量のうち何パーセント摂取できたかを知ることができる。例えば、100ml入り飲料にたんぱく質1グラムが含まれており、栄養参考値が2%だとすれば、人体が1日に必要とするたんぱく質の2%を摂取したことになる。(編集KM)
「人民網日本語版」2013年7月30日