上海の市バス、発車5分前にエアコン起動
上海市交通運送管理処は、高温気候の期間中の暑さしのぎに備え、発車5分前にバスのエアコンをつけなければならないことを決めました。
毎年の夏、住宅地域に近いバスの終着駅では、時々にエアコンによる騒音がうるさいと周囲の住民から苦情が出ていましたが、これに対し主管機関は次の発車まで8分以上かかる場合は、必ずエアコンを消すことを決めていました。
しかし、今年は高温日が続いているため、多くの乗客はバスのエアコンを早くつけてほしいと電話などで求めており、これを受けて主管機関は猛暑日(35度以上)に、発車5分前にバスのエアコンを必ずつけなければならないことを決めたものです。そしてこの2日から、エアコンをつけないバス、或いは規定の冷却レベルを満たさないバスは運行禁止となります。(李陽)
「中国国際放送局 日本語部」より 2013年8月5日