1-8月に北京を訪れた外国人観光客、前年同期比14.1％減

　北京市統計局と国家統計局北京調査総隊が12日に発表した統計データによると、今年の1月から8月までに北京市を訪れた境外からの観光客の数は延べ288万2千人、前年同期比14.1％減少した。このうち海外からの観光客は延べ248万5千人（15％減）、香港・マカオ・台湾地域からの観光客は延べ40万2千人（8.4％減）。観光客を国別でみると、米国人が延べ48万8千人（3.9％減）、韓国人が延べ25万3千人（19.4％減）、日本人が延べ15万8千人（53.6％減）、ドイツ人が延べ14万9千人（6.7％減）、英国人が延べ11万2千人（4.6％減）。北京晩報が伝えた。

　1月から8月の北京市全体における不動産開発投資額は、前年同期比5.8％増の1985億6千万元（約3兆2335億元）。このうち住宅投資は同5.9％減の920億3千万元（約1兆4987億元）。分譲不動産の施工面積は同4.4％増の1億2261万6千平方メートル、うち分譲住宅の施工面積は同3％減の6668万8千平方メートル。分譲不動産の着工面積は同6.4 ％増の2089万2千平方メートル。うち分譲住宅の着工面積は同1.1％減の1019万4千平方メートル。保障性住宅（政府が低中所得世帯に提供する、基準と価格、賃料の限定された住宅）への投資総額は、同26.6％減の370億4千万元（約6031億元）。北京市全体の分譲不動産販売面積は同18.5％増の1156万1千平方メートル、うち分譲住宅販売面積は同14.6％増の847万7千平方メートル。

　同時期、北京市の都市部住民世帯人員１人当たりの所得は、前年同期比9.7％増の2万9611元（約48万円）。１人当たり消費支出額は同10.5％増の1万7314元（約28万円）、うち食品支出は同9％増の5510元（約9万円）、衣類支出は同13.6％増の1879元（約3万円）、住居支出は同10.3％増の1205元（約2万元）。一人当たり家庭設備・用品サービス支出は同20.7％増の1282元（約2万1千円）、医療・保健支出は同4.9％増の1209元（約2万円）、交通・通信支出は同8.8％増の2734元（約4万5千円）、娯楽・教育文化サービス支出は同6.2％増の2520元（約4万1千円）、その他の支出は同27.1％増の975元（1万6千円）だった。

　同時期、全市における社会消費財小売総額は前年同期比8.7％増の5316億5千万元（約8兆6500億元）。商品種類別の増減を見ると、食品0.9％増、衣類2.5％増、各種用品14.4％増、燃焼関連商品5.7％減となった。

　全市における一定規模以上（国有企業または売上高500万元以上の民営企業）の工業企業増加値は、不変価格で計算すると、前年同期比8.3％増加した。業種別の増加率を見ると、自動車製造業が26.4％、コンピュータ・通信その他電子設備製造業が15％、医薬品製造業が10.2％それぞれ増加し、工業生産額の全体的な増加をリードした。8月の一定規模以上の工業企業増加値は、不変価格による計算で、前年同期比7.3％増加した。（編集KM）

　「人民網日本語版」2013年9月13日