きょうの人民日報「微博」--幸せのカギはつらいことに向き合えるか
米ハーバード大学が75年にわたり、同大学に在学した男性268人を対象に、人生の追跡調査を行った「Grant Study」は、「何が人を幸せにするか?」に迫っている。同調査の結果を通して、幸福のカギは、何かの規則を守ったり、問題を回避したりすることではなく、謙虚かつ真剣な態度を保ち、つらいことや希望と向き合うことであることが分かる。
【幸せの要素トップは「円熟した心理的防衛機制」】「Grant Study」を30年以上担当しているGeorge Vaillant氏(82)は、「適応」は個人のつらい経験から生じ、人の一生に影響を及ぼすとの見方を示す。長年の研究の結果、人を幸せにし、長生きに影響する要素として、(1)円熟した心理的防衛機制(2)教育(3)安定した結婚生活(4)タバコを吸わないこと(5)アルコールを飲み過ぎないこと(6)適度な運動(7)太り過ぎないこと---を挙げる。