ネット上で「半顔メイク」がブーム 男性「恐ろしい」 (2)
「半顔メイク」でメイク技術向上
ブライダルメイクアップアーティストの呉仙さんは同業界に入って約5年になるという。
そんな呉さんにとって、最近ネット上で話題になっている「半顔メイク」はお手のもの。メイクを勉強している時に、自分に「半顔メイク」をして、練習していたという。そして、自分の「半顔メイク」画像をネット上に投稿した。
「メイクが本当に合っている人もいる」という呉さんによると、ネット上に投稿されている画像にはびっくりするかもしれないが、きちっとメイクされたものなら美しく見えるとする。
「半顔メイク」で人前と家の自分を彼氏に知ってもらう!?
「半顔メイク」の火付け役になったのは、日本の人気バラエティ番組「あいのり」に出演し、現在タレント・ブロガーとして活躍している桃さんが自分の顔に施した半顔メイクをブログにアップした事だった。 「半顔メイク」が日本でブームになったのは、日本の女性が美しいと同時に自然な自分を表現することで、将来の夫に人前と家での異なる自分の姿を見てもらいたいと願っているからとか。このブームはバラエティ番組だけでなく、ツイッターや微博などのソーシャルネットワーク(SNS)にも飛び火している。
ネットユーザーの声
「半顔メイク」をめぐり、ネットユーザーらの間では激論が交わされており、「これまでと全く違う世界」、「こわすぎる」、「夜中にホラー映画を見ているよう」、「美女ってこうやって作られているんだ」、「オーマイゴッド!見られない!メイク後に大きな目をしている女の子には注意。でも、メイク後も目が小さい女の子はもっと注意しなければ」、「楽しめない」、「知らないってこわい。びっくりした。普段は化粧についてどうこう考えたことないけど、半顔メイクの画像を見て、こわいと思った。ありえない」、「メイクって本当ミステリアス」などの声のほか、「純粋に技術の問題で、おもしろい」、「とても自然でおもしろい。私もメイクを勉強したい」などの声も寄せられている。
専門家の見方
重慶社会科学院の孫元明教授は、「ネット上で『半顔メイク』が流行しているということは、実際には現在の若者が目新しいものを求めていることの表れ。若者が自分やイメージに注目し、自分の個性や人格的特長、観点を表現している。『半顔メイク』はインターネットサブカルチャの一種で、ネットの流行の産物でもある。このブームがどれほど続くは、今後の動向を見なければならない」との見方を示している。(編集KN)
「人民網日本語版」2013年12月2日