外交部、日本の駐中国公使の発言に中国が強い不満

洪磊報道官

　中国外交部（外務省）の洪磊報道官は9日の定例記者会見で、在中国日本大使館の公使がこのほど「中国はすでに軍事主義国家だ」と発言したことに強い不満を表明し、中日関係改善への努力を日本側に促した。

　--報道によると在中国日本大使館の公使はこのほどある中国メディアの年次総会で、中国は東中国海の現状を一方的に変更したと述べたうえ、中国側が日本の特定秘密保護法案を軍国主義を招くものと非難するのなら、「中国はすでに軍事主義国家だ」と発言した。これについて、中国側のコメントは。

　東中国海の問題の是非曲直ははっきりしている。日本側の中国に対するいわれなき非難は白黒を逆さまにする、全く筋の通らないものだ。

　前事を忘れず、後事の師とする。歴史的原因から、中国を含むアジア隣国と国際社会が日本の発展の行方を注視するのは正常なことだ。日本側が是非を混同し、これを機に中国を攻撃するのは極めて誤った、荒唐無稽な事であり、中国は強い不満を表明する。アジア隣国と国際社会の懸念と呼び声を謙虚に受け止め、両国関係改善のために努力するよう日本側に促す。（編集NA）

　「人民網日本語版」2013年12月10日