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「中国は元安操作をしない」 中央銀行総裁が断言 (2)

 ◆輸出企業、試練に直面

 「中国が競争的な為替相場引き下げにより、国内の競争力を高めることはない」という周総裁の発言は、輸出企業にとってより深刻なプレッシャーを意味する。

 中国の中小企業の経営状況には現在、大きな好転が見られない。中国商務部はこのほど、「人民元相場の持続的な上昇により、貿易会社の『注文があるが、受注に踏み切れない』という現象が際立っている。企業の輸出による利益空間がさらに狭められ、企業の73.4%は今年通年の輸出による利益は、前年比で横ばいか減少すると予想した」と指摘した。専門家は、「金利引下げなどにより、ホットマネーの流入を緩和するべきだ」と提案した。

 中国交通銀行金融研究センターの研究報告書は、「各国の貿易障壁の強化、および資本流入の加速により、人民元の実質実効為替相場が上昇を続けている。中国の海外貿易の発展が直面している国内外環境は依然として複雑にもつれ合っており、多くの課題と深刻な圧力が存在する。米国経済の数値の好転はドル高を促し、人民元相場の上昇圧力をある程度緩和するが、これまですでにある程度相場が上昇していることから、上昇の持続は輸出にとって不利である」と分析した。(編集YF)

 「人民網日本語版」2013年6月4日

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