電気自動車の普及を進めるにはどうすればよいか? (3)
EVの価格の高さについては、現在の金融プランとは異なる解決法が必要であり、より吸引力をもった購入時の資金調達プランと金融メカニズムを模索することが必要だ。現在、EVには十分な供給量があるが、価格帯や機能の面で多様な車種がそろっているわけではなく、既存の製品ラインナップでは全ての顧客の細分化されたニーズをカバーできない。
充電システムに統一の基準やインターオペラビリティー(相互運用性)がないことも市場の課題だ。部品やソフトウエアが増えて、代価が高くつくことを避けるため、国際電気標準会議(IEC)と国際標準化機構(ISO)などが統一の基準を制定する必要がある。政府は産業界の自主的な標準制定活動と企業の電気自動車をめぐる基準との連携を支援しなければならない。
このほか一連の調査によると、EVの基本的な特徴を理解していない消費者が多く、性能について誤った理解をする消費者も多いという。そこで一般向けの宣伝教育活動や体験活動を積極的に展開して、人々のEVに対する知識を高め、情報の非対称性を軽減することが必要だ。監督管理機関はEVのわかりやすいマークを採用して、消費者に市場で販売される車種の燃費節約の状況やコスト面での実質的な恩恵について伝えるとよい。
21世紀は人々に新しい技術の喜びを絶え間なくもたらし、低炭素・グリーンという生活理念が徐々に人々の心に染みこんでいる。政府、メーカー、消費者がともに努力することで、近い将来大通にも細い路地にも電気自動車の走る姿がみられる―という大きな成果が得られることは確実だ。(編集KS)
「人民網日本語版」2013年6月20日