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日本で普及進む電気自動車 政府も政策に力

日産のEV・リーフの充電プラグ

 今月のある週末、日本の東京都港区高輪にある日産自動車の販売店で、世界初の大量生産を実現させた電気自動車(EV)「リーフ」の試乗体験イベントが行われた。「人民日報」が伝えた。

 リーフは流線型の外観を備え、幅と長さは普通のセダン車と変わらないが、車内はより広々としている。販売員の話によると、EVは座席下にリチウムイオンバッテリーユニットが搭載され、従来の自動車に比べて重心がより低い。走行中に排気ガスが排出されることはなく、車体後部に排気管を設置する必要はない。前部のロゴマーク部分に掌ほどの大きさの蓋があり、開けると充電用コンセントがある。

 EVは走行中に普通の自動車のようなエンジン騒音をほとんど出さず、パワーの点でも同クラスのガソリン車に引けを取らない。「省エネモード」にすれば、加速が非常に穏やかになる。運転席前にある液晶のメーターには、ナビゲーション情報が表示されるほか、電池の残量、走行可能距離、最寄りの充電ステーションなどの情報がリアルタイムで表示される。リーフは電気代約1円(約0.06元)で1キロメートルの走行が可能だが、トヨタのハイブリッドカー「プリウス」なら一般道路を1キロ走るのにガソリン代が約9.6円かかり、一般のガソリン車なら20.7円かかる。

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