アップルのタブレットシェア低下 「エア」は好調 (2)
別の新機種「iPad mini」の第二世代モデルの販売方法はまだ確定していない。アップルは11月末頃に発売するとだけ伝えている。
▽第3四半期 アップルのシェアが低下
市場での販売状況をみると、iPadはこれまでのように熱心なファンに受け入れられている。だが第三者調査機関がまとめたデータをみると、第3四半期(7-9月)にはアップルのタブレット市場でのシェアが低下した。
IDCがこのほど発表した研究報告によると、今年第3四半期のアップルのタブレット市場シェアは29.6%で、前年同期の40.2%から大幅に低下した。
同報告によると、同期の世界のタブレット出荷台数は4760万台で前期比7.0%増加し、前年同期比36.7%増加したという。
▽分析 新製品発表の遅れでシェア低下
IDCのアナリストによると、アップルの伸びが低迷している一因は、iPad新機種の発売のタイミングが年初から第4四半期(10-12月)にずれこんだことで、このためシェアが29.6%に低下し、過去最低になったのだという。だが1日にiPadエアが発売され、月末には高解像度のRetinaディスプレーを搭載したiPad miniが発売されるため、アップルの第4四半期(10-12月)の製品出荷台数は力強い伸びをみせることが予想されるという。(編集KS)
「人民網日本語版」2013年11月1日