2013年11月26日    ホームページに設定人民網モバイルニュース配信メールマガジン登録I-mode登録中国語版日本版
人民網日本株式会社事業案内  更新時間:08:25 Nov 26 2013

シャープが中国業務を調整 鴻海はもはや不要? (3)

 シャープはすでに新しい投資家を見つけており、そのうちサムスンは1億1200万ドルでシャープの株式の3.01%を取得した。クアルコムはシャープと微小電機機械システム(MEMS)のディスプレー技術を共同開発するほか、シャープの株式の3.53%を保有する。

 シャープは中国でテレビ事業の協力パートナーも見つけている。聯想と協力してスマートテレビをうち出したほか、CECとの協力を展開する南京8.5代線に約14億元を出資し、株式の8%を取得した。

 これと同時に、シャープは財務状況が好転し、過去約2年間で初めて赤字を黒字に転換させることができた。

 シャープの今年度第2四半期(7-9月)の財務報告によると、円レートの低下、太陽電池市場と液晶パネル市場の需要の回復に後押しされて、シャープは2年ぶりに四半期の黒字を達成し、純利益は1億3900万ドルになった。

 鴻海がシャープに出資する場合の最大のマイナス要因は、シャープが資本市場から集めようと考えている資金は、鴻海に求める資金面の支援を大幅に上回るからだ。今年10月、シャープは第三者割当増資で1380億円(約14億ドル)の資金を集め、経営を再建しようとした。

 だが鴻海は機会がないわけではない。資本市場で資金調達に必死のシャープは今なお資金不足に苦しんでおり、12年に銀行から借り入れた46億ドルもいまだに償還できていない。(編集KS)

 「人民網日本語版」2013年11月26日

[1] [2] [3]

印刷版|コピー|お気に入りに登録
  • 分かち合うへrenren.com
  • 分かち合うへt.qq.com
関連記事
みんなの感想

名前

コメントを書く コメント数:0

   

最新コメント
  週間アクセスランキング
  評 論
  中国メディアが見る日本 
  おすすめ特集

地方情報

北京|天津|上海|重慶|吉林|遼寧|河北|山西|山東|河南|江蘇|浙江|安徽|福建|江西|湖北|湖南|広東|広西|海南|四川|貴州|雲南|西蔵|青海|陝西|甘粛|寧夏|新疆|香港|澳門|台湾|黒竜江|内蒙古