今年の消費キーワードからみえるネット消費の隆盛 (4)

　▽「手機購物」　4億人に根付くタッチして買い物の習慣

　現在、携帯電話は人々の生活の中で必要不可欠な個人用サービスセンターになっている。携帯があれば、列車の中でホテルが予約できる。外食する時、あらかじめ料理を注文しておくことができる。ショッピングセンターをぶらぶらする時、事前に「手機淘宝」などのモバイルサイトに登録すれば優待券をもらうことができる。

　あるデータによると、現在、手機淘宝を利用して買い物する人は4億人に上る。13年の「双十一」（独身の日、11月11日）の一日だけで、携帯電話を通じて買い物した人は1億2700万人に上り、取引額は53億5千万元に達した。これは昨年の双十一の5.6倍にあたる数字だ。手機淘宝の同日の取引件数は3590万件で、ネット取引全体に占める割合は21％に上った。昨年はわずか5％だった。

　携帯電話で買い物する利用者の地域別ランキングをみると、双十一当日に行われた手機淘宝を介しての取引件数のトップは西蔵（チベット）自治区で、全体の29.1％を占め、同自治区はモバイルショッピングが国内で最も盛んな場所になった。（編集KS）

　「人民網日本語版」2013年12月13日