世銀:中国への送金、今年は660億ドルで世界2位 (2)
2011年の送金受け取り額の対GDP比を見ると、タジキスタン(47%)、リベリア(31%)、キルギス共和国(29%)、レソト(27%)、モルドバ(23%)、ネパール(22%)、サモア(21%)の順となった。
ハンス・ティマー氏は「送金は貧困世帯にとって重要な財源であるだけでなく、送金先である多くの貧困国にとって安定した外貨収入となっている」と指摘する。
報告書の主任執筆者である世銀のディリップ・ラーサ移民・送金部門マネージャーは「経済危機が続く中、移民労働者は新たな仕事を見つけたり、出費を削減するなど柔軟な対応により粘り強さを見せている。大規模な帰国などの現象は見られていない」と語る。(編集SN)
「人民網日本語版」2012年11月22日