胡錦濤主席と習近平総書記が党大会代表と面会し、重要談話を発表

親しく握手する胡錦濤主席と習近平総書記

　胡錦濤国家主席、新しく選出された習近平中共中央総書記（中共中央軍事委員会主席）、第17期中共中央政治局の他の常務委員である呉邦国、温家宝、賈慶林、李長春、賀国強、周永康の各氏、第18期中共中央政治局の他の常務委員である李克強、張徳江、兪正声、劉雲山、王岐山、張高麗の各氏は15日午後に人民大会堂で第18回党大会の代表、特別招請代表、列席者ら2600人余りと親しく面会し、記念撮影をした。

　胡主席と習総書記は重要談話を発表。

　胡主席は「代表全体の共同努力の下、第18回党大会はしっかりと開催され、成功をおさめた。高々と旗を掲げる大会、前人の事業を受け継ぎ将来の発展に道を開く大会、団結し、奮い立って前進する大会となった。第18回党大会の精神を真剣に学び、貫徹実施することが、われわれにとって目下の主要な政治任務である。全党、全軍、全国各族人民が習近平同志を総書記とする党中央の指導の下、中国の特色ある社会主義の道を揺るがず歩み、思想を解放し、改革開放を進め、力を結集し、難関を攻めて困難を克服し、小康（ややゆとりのある）社会の全面的完成と、中国の特色ある社会主義の新たな勝利のために奮闘することを心から希望する。勝利は偉大なわが党、偉大なわが祖国、偉大なわが人民にある」と強調した。

　習総書記は「胡錦濤同志を総書記とする党中央は全国各族人民を団結させ、率いて、世界の注目する輝かしい成果を上げた。党と人民が前人の事業を受け継ぎ将来の発展に道を開くために、胡錦濤同志、および呉邦国、温家宝、賈慶林、李長春、賀国強、周永康の各同志は、党中央の指導ポストから率先して退き、崇高な品性と徳性、高潔な人格と固い節操を具現した。われわれは各位に崇高な敬意を表す。胡錦濤同志のさきほどの談話は言葉に真心のこもった、奮起させられるものであり、われわれに対する誠実な激励であり、大きな鞭撻である。われわれは嘱託を銘記し、第18回党大会の精神を真剣に学び、それを宣伝・貫徹し、一致団結で開拓・進取し、重大な委託に背かず、小康社会の全面的完成のために努力奮闘しなければならない」と述べた。

　胡錦濤主席と習近平総書記の談話に、会場全体が長い、熱烈な拍手に包まれた。（編集NA）

　「人民網日本語版」2012年11月16日