農村部住民の現金収入 増加率が都市部を上回る (2)
地区別に見ると、中西部地区のチベット自治区、内モンゴル自治区、河南省の農村部住民1人当たり現金収入の増加率は、全国平均水準を下回った。寧夏回族自治区の農村部住民1人当たり現金収入の増加率は、全国と同水準となった。東部地区の北京市、広東省、江蘇省、上海市、浙江省の農村部住民1人当たり現金収入の増加率は、全国水準を下回った。
今年第1-3四半期の農村部住民1人当たり現金収入と、都市部住民の可処分所得を比較した場合、浙江省の農村部住民1人当たり現金収入の増加率が、都市部住民の可処分所得の増加率をやや下回った。河南省の両者の増加率は同水準となった。その他の29地区では、農村部住民1人当たり現金収入の増加率が、都市部住民の可処分所得の増加率を上回った。
統計データによると、14地区(北京市、福建省、広東省、海南省、河北省、吉林省、江蘇省、遼寧省、内モンゴル自治区、山東省、黒竜江省、上海市、浙江省、天津市)の農村部住民1人当たり現金収入が、全国水準を上回った。このうち6地区(北京市、上海市、江蘇省、遼寧省、浙江省、天津市)の農村部住民1人当たり現金収入が1万元を上回った。(編集YF)
「人民網日本語版」2012年11月23日