中国が三大海洋経済圏を構築 中沙・西沙諸島にリゾート建設 (2)
■島の監視システムを構築
第12次五カ年計画期間に島の位置条件、潜在的発展力、環境収容力を総合的に考慮したうえで、浙江省舟山群島新区、福建省平潭総合実験区、広東省横琴島を重点的に開発する。島の資源保護と開発管理を厳格化し、島の監視・モニタリングシステムを構築し、島の開発・利用状況と資源および生態状況を全面的に追跡およびモニタリングし、無人島の利用活動を厳しく規範化する。
■2015年までに海底油田の確認埋蔵量を10億トン増加
海洋石油・ガス田の探査を強化し、近海石油・ガス資源の開発を着実に進めるとともに、全過程の管理・監督とリスクコントロールを強化する。渤海、東中国海、珠江河口、北部湾(トンキン湾)、鴬歌海、瓊東南などの海域で既存石油・ガス田の採取率を高め、排他的経済水域(EEZ)と大陸棚の石油・ガス田の探査と開発を強化する。技術進歩によって深海部の探査・開発を加速し、石油・ガス生産量を高める。2015年までに海底油田の確認埋蔵量を10億-12億トン増やし、海底ガス田の確認埋蔵量を4000億-5000億立方メートル増やす。海底石油・ガス田の生産量を石油換算で6000万トンにまで増やす。
海洋経済分野では第12次五カ年計画期間に海洋総生産額を年平均8%増やし、2015年までに国内総生産(GDP)に占める割合を10%にする。第12次五カ年計画期間に海洋経済の雇用創出効果を一段と強化し、関連雇用260万人を新たに創出する。2015年までに海洋科学技術の成果の応用率を50%以上にし、海洋経済に対する海洋科学技術の貢献率を60%以上にする。(編集NA)
「人民網日本語版」2013年1月20日