米国の中国企業への制裁で国際貿易秩序が混乱
米国国務院はこのほど、米国の拡散防止に関する法律や行政命令に違反したことを理由として、中国企業4社と中国人1人に対し制裁を加えることを明らかにした。
商務部の沈丹陽報道官が13日に発表したコメントによると、米国務院が中国の企業と個人に制裁を実施するのは無責任な行為であり、いかなる証拠も示されていないのに、このような勝手で一方的なでやり方が何度も行われている。米国の行動は中国企業の利益を損ない、正常な国際貿易秩序を乱し、二国間の経済貿易関係の発展にマイナスとなるものであり、中国は断固として反対する。中国側は、各国が国際的な経済貿易問題を処理する際には、正確な事実に基づき、国際ルールに基づいて行動するよう一貫して主張している。米国側が誤ったやり方を改め、中米間の経済貿易関係の健全な発展に向けた良好な環境作りを進めるよう求めるという。(編集KS)
「人民網日本語版」2013年2月15日