新エネルギー普及推進の新プランまもなく登場
科学技術部(科学技術省)の万鋼部長はこのほど行われた2013年中国自動車産業発展(泰達)国際フォーラムの席で、「国務院は新エネルギー車の普及推進に向けた新たなプランを正式に承認し、4つの部門・委員会が現在、実施細則を制定中で、近く正式に施行される」と述べた。新たなモデル事業普及推進の動きがまもなくスタートし、国の補助金政策による支援も継続されるという。京華時報が伝えた。
万部長によると、新エネルギー普及推進の新プランの主な内容には、新エネルギー車を中心としたモデル事業を展開し、テスト都市を中心としたテスト地域を建設し、影響の及ぶ範囲を拡大し、電気自動車の普及推進を加速させ、補助金の実際の利用ペースを速め、ハイブリッドカードの全国への普及を進め、充電ステーション設備に財政補助金を支給するなど一連の措置が含まれる。
これまでの新エネルギーモデル事業普及推進プランの施行後、中国の新エネルギー車プロジェクトは一定の発展を遂げ、今年7月までに、テスト都市25カ所で新エネルギー車事業が運営されるようになり、新エネルギー車の生産台数は4万7800台に上り、充電・電池交換ステーション8千カ所以上が設置された。
万部長は電気自動車分野の「ダークホース」とされる米国のテスラモーターズにも注目しており、「2012年末に発売されたテスラの『ModalS』は今年7月までの販売台数が1万4千台を超えた。これまで自動車産業には属していなかった企業が、自動車産業や電気自動車の分野で急速な進歩を遂げたことは、よくよく考えるに値することだ」と話す。(編集KS)
「人民網日本語版」2013年9月13日