台湾 猫版の「後宮甄カン伝」
台湾地区では現在、歴史ドラマの「後宮甄カン(女へんに環のつくり)伝」が人気を集め、そのセリフを覚えて日常的に使う人も出ている。このブームはペットの世界にまで広がり、「甄カン伝」を演じる猫が登場して話題になっている。「中国新聞網」が伝えた。
台湾地区の「今日新聞網」の報道によると、「後宮甄カン伝」は皇帝の寵愛を得るために妃たちの間で繰り広げられるドラマを描いたもので、劇中では何度もクライマックスが訪れ、何度も再放送されているが、視聴率は落ちないばかりか逆に上がっている。夜更かしして見る人も多く、芸能人もミニブログで真似するなど、大きな影響力を持つ。
インターネットで最近流行している写真は、ある猫の飼い主が同ドラマをモチーフに、黒猫と白猫に画像加工して歴史ドラマでのみ見られるようなスタイルをとらせたものだ。
走ってきた白猫が黒猫に報告する。宦官役の白猫が「ご報告します。外に浪浪が来ています。奴(猫の主人)が長い時間戻りません」と言うと、黒猫は「まったくなんてやつだ。奴の気を引こうとするなんて」と答えている。
写真を見て多くのコメントが寄せられており、中には「浪浪の写真も見てみたい」という感想もあった。(編集YH)
「人民網日本語版」2013年1月10日