深セン動物園 動物の「お見合い相手募集」
キツネザル、5歳半、雄。マダガスカルなどの森林に暮らし、約2歳で性的に成熟、寿命は約19年。 |
11月11日は「独身の日」と呼ばれる。深セン野生動物園で暮らす動物たちの中にも「独身」のものが少なくない。同園のこうした「独身」の動物たちの中には外国出身のものも多く、また動物園での数も非常に少ないため、パートナーを探すのは難しい。しかし園側では適したパートナーを探すためのアイデアを出している。中国新聞網が伝えた。
動物園のサル村で暮らすキツネザル、クモザル、チンパンジー、フランソワルトン、キンシコウといった珍しい霊長類の多くは国外から来たもので、数も少なく、また交配時に条件の見合った相手が少ないことから、「適齢期」に達しても「独身」のまま孤独に過ごすものが多い。
動物園の担当者によると、「適齢期」に達した霊長類は時に情緒不安定や食欲低下、精神状態の悪化といった症状が見られるという。園では全国の動物園に向けてパートナーを募集しており、ふさわしい相手が見つかり「独身」生活にピリオドが打たれることを希望している。(編集YH)
「人民網日本語版」2013年11月12日