山中さん「いまだ夢のよう」 ノーベル賞公式行事
ノーベル博物館での受賞者懇談会の後、笑顔で記者の質問に答える山中伸弥教授 |
【ストックホルム=須藤大輔】ノーベル医学生理学賞を受賞する京都大の山中伸弥教授が6日午前(日本時間同日夜)、10日の授賞式へと続く「ノーベル週間」の最初の公式行事として、ストックホルム市内のノーベル博物館を訪れた。「いまだに夢を見ているよう」と心境を語った。
今年の各賞の受賞者が初めて集まり、博物館の椅子にサインをする恒例行事をした。非公開の行事を終えた山中さんは、博物館の玄関で待ち構えていた報道陣の質問に答えた。
山中さんは、共同受賞する英国のジョン・ガードン博士と同じ椅子にまず英語でサインし、ノーベル財団側に促されて日本語でも書き加えた。
asahi.com 2012年12月7日
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