国家公務員に冬のボーナス 8.4%減の平均56万円
国家公務員の冬のボーナス(期末・勤勉手当)が10日支給された。管理職を除く一般行政職で平均56万5300円(平均年齢36.2歳)で、昨年に比べて8.4%減だった。今年4月から2年間、国家公務員の給与を年収ベースで7.8%減らす特例法によるもの。
総務省によると、冬のボーナスとしては、1988年以来の低い水準。年間合計額(107万8300円)では、過去最高だった98年度から3割減った。
一方、野田佳彦首相には特例法により30%減の371万円、閣僚は20%減の309万円が支給される。衆院出身の閣僚については、そのうち253万円を、議員のボーナス分として先月22日にすでに支払った。
asahi.com 2012年12月10日
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