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中国検察、5年間で海外逃亡の汚職容疑者76人逮捕

【中日対訳】

 2007年に開催された共産党第17回全国代表大会(十七大)以降、中国は海外逃亡の容疑者逮捕および、規律・法律違反の国家公務員の海外逃亡防止に力を入れており、著しい成果をあげている。2007年以降、全国の検察機関は海外逃亡した汚職容疑者76人を逮捕したほか、全国の公安機関経済調査部門は海外逃亡した経済犯罪容疑者は500人あまり(国家公務員も含まれる)を逮捕した。監察部公式サイトの情報を引用し新華社が伝えた。

 関連部門および地域は、引渡し・送還・説得などの手段を通じ、米国、カナダ、韓国などに逃亡していたアモイ巨額密輸事件の主犯格・頼昌星容疑者、遼寧省華曦集団の元副総経理・袁同順容疑者、中国銀行黒竜江省ハルビン河松街支店の支店長だった高山容疑者、中国海運総公司韓国支店の財務マネージャー・李克江容疑者らを逮捕した。また、国際検察協力により、中国銀行広東省開平支店横領事件の主犯格だった許超凡、許国俊容疑者、広東省仏山市南海区の不動産会社元経営者・李継祥容疑者らは逃亡先の米国、オーストラリアなどの国で法的制裁を受けた。

 各級の規律検査監察機関と組織部門は、「指導幹部の個人関連事項の報告に関する規定」および「配偶者・子女が国(境)外に移住した国家公務員の管理強化に関する暫定規定」を厳格に実行している。

 公安部も出入国関連書類の審査・発行を厳しく管理し、規律・法律違反容疑者の出国阻止に向け関連部門に協力している。また2008年以降、偽の書類でパスポートを取得しようとした国家公務員184人が摘発された。

 このほか、中央の関連部門は、海外逃亡の追跡・防止に対する指導を強化しており、効率を高めている。(編集SN)

 「人民網日本語版」2012年11月6日

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