大企業の景況マイナスに 2四半期ぶり、10-12月期
内閣府と財務省が10日発表した10-12月期の法人企業景気予測調査(政府短観)によると、大企業(全産業)の景況感を示す指数はマイナス5.5となり、前期(7-9月期)の2.2から悪化した。マイナスは2四半期ぶり。
一方、1-3月期については1.7と再びプラスに転じるとした。多くの大企業が、景気は10-12月期を底に、海外景気の復調などから年明けには日本経済にも明るさが戻るとみているようだ。
ただ、中小企業(全産業)の景況感は悪い。10-12月期の指数はマイナス17、1-3月期も同16.1だった。
指数は、前期と比べて「上昇」と答えた企業の割合から、「下降」の割合を引いたもの。
asahi.com 2012年12月10日
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