湖北省で4500年前の遺跡が発掘 初歩的な都市機能備える
中国社会科学院考古研究所と湖北省文物考古研究所が結成した調査隊は、湖北省?門市沙洋県後港鎮双村村の城河遺跡(新石器時代の遺跡)で発掘調査を行った。同遺跡の規模は約70万平方メートルに達し、湖北省で現在まで発見されている石家河文化時代の遺跡としては2番目の規模を誇り、少なくとも4500年の歴史を持つ。現在すでにかまど、住宅、土の壁、陶器の欠片が出土している。人民日報が伝えた。
湖北省最大の石家河文化遺跡は1957年に発見され、面積が約120万平方メートルに達する。城河遺跡は1983年に発見され、「草家湾遺跡」と命名されたが、2006年に現在の名称に改められた。
考古学者の現在までの調査によると、城河遺跡は生活区と作業区に分かれる。遺跡の南東の角から北西の角までは城内河が掘られており、住民に生活・生産用水を提供していた。同遺跡は都市の初歩的な機能を備えていたと言える。(編集YF)
「人民網日本語版」2012年12月11日