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中国主導の4G基準 国際化を加速

 サムスンの新型スマートフォンが3月14日、ニューヨークで発売された。サムスンはこれまでFDD-LTE(欧州主導の3G技術)のみをサポートしていたが、今回は中国移動(チャイナ・モバイル)、大唐電信、華為(ファーウェイ)、中興(ZTE)など中国企業が主導するTD-LTEに対応する商品を発売した。人民日報が伝えた。

 通信端末で世界携帯大手に認められたことは、TD-LTEの国際化が獲得した最新の成果の一つにすぎない。中国主導の次世代ブロードバンドモバイル通信技術であるTD-LTEは、中国が知的財産権を持つ3G基準TD-SCDMAの自主イノベーション成果を継承・発展させた。TD-LTEは大規模なデータ通信量、高速通信、高いスペクトル効率、通信量のフレキシブルな調節などの特長を持ち、世界通信業界から認められている。TD-LTE強化型技術は2010年10月、欧州主導のFDD-LTE強化型技術と共に、国際電気通信連合によって4G国際基準に認定された。

 TD−LTEは2012年より普及を加速し、商用ネットワーク数・商用顧客数が規模化を開始した。

 中国移動の奚国華董事長は、「TD-LTE技術・産業は成熟化に向かっており、大規模発展の基礎・条件を備え、FDD-LTEと肩を並べた」と語った。

 TD-LTEの主な推進者である中国移動は今年2月末、2013年の中国国内の4Gネットワークカバー範囲を100都市に拡大し、4G端末の調達数を100万台以上にすると表明した。これはTD-LTEの中国における基地局数が20万基を、カバー人数が5億人以上を上回ることを意味する。同4Gネットワークは完成後、世界最大の4Gネットワークになる。(編集YF)

 「人民網日本語版」2013年3月22日

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