中国、ネイチャー関連誌への論文掲載数で世界6位に
ネイチャー・パブリッシング・グループ(NPG)の報告書「2012年ネイチャー・パブリッシング・インデックス・グローバル」が20日に発表された。同報告書によると、中国は科学研究論文の発表面で大きな進展を果たし、世界の上位5カ国入りも狙える実力を備えた。人民日報が伝えた。
同報告書は、2012年にネイチャー誌およびその関連誌に掲載された研究論文数に基づき各国と研究機関をランク付けしたほか、2008年から2011年にかけての論文発表データの比較分析も行っている。中国はフランスに次ぐ6位にランクインし、5つの注目国の1つに選ばれた。
中国は2011年以降、ネイチャー関連誌への論文発表数が急速に伸びており、論文発表と研究成果の産出面で世界をリードしつつある。2012年にネイチャー誌および関連誌に掲載された中国人の論文は303本で、全体の8.5%を占めた。
このほか、研究機関別の掲載数トップ200では、中国から9機関がランキングした(2011年は3機関)。中国科学院は今年、昨年の22位から12位へと大幅にランクを上げ、トップ20位内にランクインした。(編集SN)
「人民網日本語版」2013年6月20日