チョコレートの摂取で計算がよりスムーズに
英デイリー・テレグラフ紙は、チョコレートが脳の計算能力を高めるという、最新の実験結果を報じた。広州日報が伝えた。
実験によると、フラバノール(チョコレートに含まれる主成分)が多く含まれるホットココアを飲んだ被験者は、暗算が容易になり、疲れを感じにくくなったという。
ノーサンブリア大学の脳性能栄養研究センター主任のデビッド?ケネディ教授は、「チョコレートは心理的に困難な課題を達成する一助となる」と語った。この結果はまた、チョコレートが学生のテスト対策に役立つことを裏付けた。
被験者は実験で、500ミリグラムのフラバノールを摂取した。日常生活でこれほど多くの量を摂取することはないが、研究者は「人間は十分な量のフラバノールを摂取しなければならない。この成分は果物や野菜にも含まれる」と指摘した。
ケンニディ教授は、「毎日消耗されるフラバノールは、三度の食事に含まれる量より多いが、その総量は一定水準に保たれ、関連する機能の退化を防止する。毎日摂取するフラバノールが含まれる食物が多ければ、長期的に脳にメリットをもたらす」と語った。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年7月30日