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ティーバックのお茶を常飲すると歯や骨に有害 英研究

 「便利を好むは人の常」で、ティーバック入りのお茶を好んで飲む人は多い。しかし、7月30日付英デイリー・メール紙に掲載された英国の研究報告から、ティーバックのお茶を常飲していると、歯や骨の健康を損なう恐れがあるという事実が判明した。人民網が伝えた。

 38種類の茶製品を対象とした英ダービー大学の研究によると、スーパーマーケットで廉価で販売されているティーバック入りのお茶には、高品質の茶葉に比べ、「フッ化物」が多く含まれているという。緑茶、紅茶、ウーロン茶、プーアル茶のフッ化物含有量はさまざまで、「Smartprice」ブランドをはじめとする紅茶に含まれるフッ化物の量が最も多く、緑茶がそれに続いた。

 研究によると、一人の人が一日平均1リットル前後、ティーバッグのお茶を飲む場合、体内に摂取されるフッ化物の量は6ミリグラムに達する。成人が一日に摂取するフッ化物は上限3~4ミリグラムまでとされていることから、6ミリグラムという含有量は健康上の問題を誘発する恐れがある。主な症例としては、歯のフッ素症(歯にできる褐色の斑点)や骨フッ素症、骨や関節が痛みやすい、筋肉に力が入らない、消化機能が乱れる、などが挙げられ、深刻な場合には後遺障害が残る。

 専門家はこれについて、次のとおり説明した。

 フッ化物は、主に茶葉によって体内に取り入れられる。一般的に、茶の新芽の部分は高級茶の製造に用いられ、古い葉は、ティーバックのような廉価茶の材料となる。このため、出来るだけ高品質の新茶を飲むようにして、ティーバッグのお茶を飲む回数を減らした方が良い。また、メーカーと販売店は、消費者の健康を考慮し、茶製品のパッケージにフッ化物の含有率を明示すべきだ。(編集KM)

 「人民網日本語版」2013年8月9日

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