ソニーが次世代VAIOを開発 レノボのYogaを意識
レノボの「Ideal Pad Yoga」は、Windows 8を搭載したタブレットPCに変形するノートPCの中では最高の製品とされており、「Yoga」コンセプトがノートPCの流れをリードしたとしても驚くべきことではない。海外メディアは8月21日、ソニーが9月にベルリンで開催される国際コンシューマ・エレクトロニクス展(IFA)で、液晶回転型の次世代「VAIO」を発表すると報じた。環球網が伝えた。
「VAIO」のティザー動画では、一枚の紙がノートPCの形に折られ、それを平らにしてタブレットPCの形になり、最後にはノートPCを逆向きに折り曲げた形(ビューワ)になる。予告動画のテーマは「全ては1本の線から始まる」とされていた。
レノボの「Yoga」コンセプトを採用したのは、ソニーが初めてではない。6月に開かれた台湾国際コンピュータ見本市で、デルはディスプレイを360度回転できる「XPS11」を公開した。レノボと異なり、デルはフラット型のキーボードを採用した。これによりタブレット型に変形させても、キーボードが浮き出ることはない。
レノボの「Yoga」は回転可能なノートPCの開拓者として、かつてない成功を収めた。「Yoga」は固定キーボード、タッチパネル、見やすい角度の湾曲したディスプレイを持つ。そのシンプルなデザインにより、ディスプレイが取り外し可能なノートPCより軽量化され、定価1000ドル(13インチ)の価格もリーズナブルとなった。
ソニーの新型「VAIO」はWindows 8を搭載する。しかしモバイルアプリの面から見ると、Windows 8はiPadや、アプリが豊富で割安なアンドロイドに匹敵する能力を持たない。しかしながらWindows 8は最も高いシェアを占めるOSであり、それは「Yoga」のような製品が必要とするものだ。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年8月28日