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DNA検査装置、中国が100%国産化を実現

 中国公安部(公安省)第一研究所と中国公安部物証鑑定センターが共同開発した「GA118-16A型法医学DNA検査プラットフォーム」が大規模な試験運用を実現し、正式に実戦投入されることとなった。この開発成功で、海外企業による同技術・製品の独占状態が打破された。これは中国大型精密分析装置の製造における重大な進展であり、国内の空白を埋めた。同プラットフォームは、中国の刑事犯罪予防・取締りの反応速度を効果的に高める。科技日報が伝えた。

 中国公安部科技情報化局の朱撫剛チーフエンジニアは、「法医学DNA検査プラットフォームは、公安機関がDNA検査を実施するための重要な装置で、長期的に海外製品に独占されていた。第10次五カ年計画期間(2000−2005年)、中国公安部物証鑑定センターは国産法医学DNA検査用試薬キットの開発に成功した。第11次五カ年計画国家科学技術支援プロジェクト法医学DNA専用検査プラットフォームのコア技術研究は、2007年9月に正式に開始された」と説明した。

 独自の知的財産権を持つ法医学DNA検査分析システムは2012年10月に順調に検収に合格し、設備・ソフト・消耗材・試薬の全国産化を実現し、多くの知的財産権の成果を獲得した。これには40数件の特許、2件のソフト著作権、20件の企業基準・技術マニュアルが含まれる。

 中国公安部刑事偵査局の趙啓明副局長は本日開かれた会議で、「2013年3月から7月にかけて、同プラットフォームは上海市公安局など10の公安機関のDNA実験室で試験運用され、全国13省・直轄市の公安庁の法医学DNA検査技術専門家の論証に合格した」と語った。(編集YF)

 「人民網日本語版」2013年12月4日

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