三次喫煙 人類のDNAに有害
三次喫煙が人類の細胞に遺伝毒性をもたらすことが、研究により初めて明らかになった。科技日報が伝えた。
三次喫煙とは、副流煙が消えた後、物体の表面に残った有害物質を吸入することを指す。研究者は、長期的な三次喫煙は、受動喫煙よりも深刻な影響をもたらすことを発見した。タバコに含まれるニトロソアミンは最も毒性の高い発がん性物質とされており、一部の化合物が三次喫煙に存在している。衣服や絨毯などの物体の表面に付着した煙は、児童にとって非常に危険だ。研究者は遺伝毒性を確認するため、2種類の体外実験を行った。研究者は、三次喫煙により引き起こされるDNA鎖切断およびDNA酸化損傷が、遺伝子の突然変異を引き起こすことを発見した。遺伝毒性と疾病の間には関連性があり、喫煙・受動喫煙によるガンのうち、遺伝毒性が重要な要素となっている。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年7月1日