ウェアラブルデバイスの旋風が今年IT業界で吹き荒れており、グーグル・グラスとスマートウォッチが広く注目を集めている。ウェアラブルデバイスは、中国(深セン)国際文化産業博覧交易会(略称は文博会)にも登場した。広州日報が伝えた。
文博会3号館で17日、あるブレスレット型デバイスが好評を博していた。腕に装着すると、睡眠・運動・摂取カロリーなどの健康データをリアルタイムでチェックできる。健康をリアルタイムでチェックできる同装置を装着し、スマートフォンにアプリをダウンロードすれば、さまざまな機能を実現できる。同装置のOLEDディスプレイを見れば、毎日の運動データと睡眠データを気軽にチェックできる。飲食データも携帯電話によって入力可能で、同装置は食物の種類に基づき栄養情報を示し、飲食習慣の参考と調整に供する。またリアルタイムラジオ放送モジュールにより、ラジオを聞くこともできる。
ウェアラブルデバイスには、メガネ、手袋、腕時計、アクセサリー、靴などが含まれる。ビッグデータの時代が到来し、より多くの装置が人々の生活に足を踏み入れようとしている。
1号館の広東省展示ブースにある白色の宮殿では、色とりどりの光によってさまざまな美しい映像が映し出された。1頭の龍が南京「老門東」の城壁を突き破って登場し、ダイナミックな光景を展開した。これは中国最先端の裸眼3D技術による、「建築外壁ショー」だ。
3号館では、大きな球形映画館が来場者の注目を集めていた。この球形映画館は、伝統的な平面映画館よりリアルで臨場感がある。球形映画館での3D映画は上海万博中にも好評を博したが、将来的には幅広い商用化が期待される。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年5月19日