4月初め、香港の大女優・黄夏蕙(ウォン・ハーワイ)さん(84)の自宅に泥棒が侵入。その泥棒は、ちょうど家にいた黄さんと鉢合わせしたものの、スッピンの黄さんを見て大声をあげ、何も盗らずに一目散に逃げたという。国際在線が報じた。
香港メディアの報道によると、同事件は日本のフジテレビの情報番組「世界HOTジャーナル」でも紹介された。黄さんは、「当時いつのようにテレビを見ていたら、いつの間にか寝てしまったの。でも物音が聞こえたので、飛び起きたら人の気配がして、見に行ったら泥棒がいて、『誰か助けて』と大声で叫んだ。しかし、そんな私と目があった泥棒が逆に、『助けて!』と悲鳴を上げて、猛スピードで逃げ去ったの」と振り返る。そして、「スッピンが怖くて、泥棒は逃げたのか?」との質問に、黄さんは、「そうなのよ。寝る時はスッピンだから仕方ないのにね」と語った。その後、黄さんはすぐに警察に通報したという。
同番組で、黄さんは当時の様子も再現。「当時はスッピンだった」としたものの、「若いころはスッピンもきれいだったけど、年を取るとしわも増える」と女優のプライドものぞかせた。番組でも、「スッピン」を披露した黄さんに、HOTジャーナリストは、「お肌が80代には見えない。とってもきれい」と大絶賛していた。(編集KN)
「人民網日本語版」2015年5月5日
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