最近、陳可辛(ピーター・チャン)監督が全仏オープン女子シングルスや全豪オープンなどグランドスラムで優勝した伝説的なテニスプレイヤー李娜(リー・ナ)の伝記的映画の撮影をまもなく開始するというニュースが流れたが、李娜本人がこのほどこの情報が正しいことを認めた。陳監督の会社に確認したところ、同映画の撮影計画があることを認め、中国語名は仮題「李娜」であることを発表した。これは、陳監督にとって、「中国合夥人(原題)」や「親愛的(原題)」に続いて中国大陸内の題材に基づく3本目の映画となる。陳監督は主演のキャスト選びがかなり難しいことを率直に認め、「現在、著名な女優を起用するか、それとも個性があって、才能のある一般人を起用するかの2つの方向性で考えている。7月前後にキャストを決定するつもりだ」と語った。
■テニス大会のイメージキャラクターを務めたことがある趙薇
陳監督が李娜の伝記映画を撮ると聞いて、前作「親愛的」に主演し、香港の金像賞で主演女優賞を獲得した趙薇(ヴィッキー・チャオ)を主演の最有力候補にあげる声が高まっている。ネット上でも、李娜と趙薇の笑顔は非常に似ており、しかも2人とも性格がさばさばしているという類似点を指摘する声が上がっている。さらに、実生活での李娜と趙薇の関係も悪くない。李娜が微博(ウェイボー)で引退を発表した際、趙薇はすぐにそのコメントを転送し、ねぎらいの言葉を贈っている。
実際、趙薇は芸能界の中ではテニスがかなり得意な女優だと言える。2008年に趙薇が中国のテニス大会のイメージキャラクターを務めた際、「1週間に8回ほどテニスをする。テニスはダイエットにもいいし、筋肉を鍛えることもできる」と語っている。
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