中国商務部(省)は17日午前に定例記者会見を開き、今年1−7月及び7月の中国ビジネス運営状況を発表した。証券時報が伝えた。
中国商務部の沈丹陽氏によると、中国の輸出額の下げ幅は3月より累計で5ヶ月連続で縮小しており、輸出は米日韓露印などの世界主要経済体と比べ好調だ。中国の輸出の安定的な改善の流れに変化はない。
税関の統計データによると、1−7月の全国輸出入額は前年同期比3%減の13兆2100億元(1元は約15.1円)。うち輸出は1.6%減の7兆6000億元、輸入は4.8%減の5兆6100億元で、黒字は8.7%増の1億9900万元。1−7月の貿易状況を見ると、中国の貿易は安定的な改善の流れを維持しており、主に次のような特徴を示している。
(1)貿易の発展動向では、輸出の下げ幅は累計で5ヶ月連続で縮小している。
(2)企業主体では、民間企業は依然として輸出主力軍となっている。
(3)国際市場では、「一帯一路(the belt and road)」関連国・地域の輸出が全体水準を上回る。
(4)貿易の内訳では、一般貿易の比率が上昇を続けている。
(5)商品構造では、大型プラント、高付加価値製品の輸出が成長を維持している。
(6)地域別では、東部地区の輸出入は全国を上回る。
(7)輸入では、一部の大口商品の輸入量が成長を維持している。(編集YF)
「人民網日本語版」2016年8月22日
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