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人民網日本語版>>経済

G20サミット開催の杭州、現金不要のモバイル決済都市

人民網日本語版 2016年08月29日14:29

8月25日、造園技術者が杭州市浜江区江南大道街でG20サミットの花壇の手入れをする様子。11回目となる今回のG20サミットは、9月4〜5日に浙江省杭州市で開催される。

主要20カ国・地域(G20)首脳会議(杭州サミット)が9月4〜5日に浙江省杭州市で開催される。杭州は「中国7大古都」の1つであり、豊かな歴史と文化を誇るだけでなく、中国のインターネットが盛んに発展している最先端の都市として、その潜在能力は極めて大きい。

杭州は中国の電子商取引(EC)の代表的な都市だ。ここはECの専門サイトが集まるところであり、全国で密集度が最も高い中小企業クラスターがあり、世界的に有名なECグループ・アリババ(阿里巴巴)の本社がある。アリババのプラットフォームはショップ1千万店以上と消費者4億2300万人を活性化させ、その取引額は3兆920億元(約47兆2846億円)に達し、これは欧米の一部の先進国の年間の国内総生産(GDP)を上回る規模だ。2008年に中国電子商取引協会から「中国電子商取引都市」の称号を授けられた杭州は、現在は「グローバル電子商取引都市」へと発展しつつある。

インターネットには「現金は持たずに、携帯電話だけ持って出かけるとしたら、どの都市が一番暮らしやすいか」という質問をよく見かけるが、その答えは杭州だ。杭州は今や世界最大のモバイル決済都市と言えるだろう。北京大学インターネット金融研究センターが今年7月に発表したインターネット金融発展指数(第3期)の報告書によると、杭州の指数は1202.88ポイントで全国トップだった。


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