2017年9月8日  
 

中日対訳健康知恵袋 企画集 北京のお気に入り

新着|政治|経済|社会|文化
中日|科学|動画|対訳|企画
Apple新浪ツイッターFBLINE微信RSS
人民網日本語版>>経済

中日韓FTA第11回交渉会合 「連携のポテンシャルは巨大」で一致 (2)

人民網日本語版 2017年01月13日13:50

現在、中国は、日本と韓国にとって最大の貿易パートナーで、中国にとっても、日本と韓国は、2番目、3番目に大きな貿易パートナーとなっている。「中日韓貿易発展指数報告」によると、これら3国は各分野において、17の大臣級会議やさまざまな交流、対話のメカニズムを含む、連携メカニズムを構築している。そして、貿易の自由化を促進する補充的ルートと見なして自由貿易交渉に積極的に参加している。

業界関係者は、「中日韓は世界の産業チェーンにおいて密接な連携を保ち、中日韓自由貿易区の構築は、3国が経済貿易において連携を実際に必要としていることを示しており、3国の産業が互いに補い合う関係を十分に発揮する助けとなる」との見方を示す。中日韓が1日も早く自由貿易協定で合意に達することができれば、3国の貿易の成長が促進されるだけでなく、3国に大きな投資のチャンスや経済的利益がもたらされることになる。

課題克服し交渉加速へ

韓国の李相珍・交渉官は会合で、「3国の連携のポテンシャルは巨大で、自由貿易区の構築は、世界経済の回復や東アジア地域の団結の助けとなる。しかし、それに向けた交渉の道のりはまだ長い」と指摘した。

今回の会合は、昨年6月に韓国ソウルで第10回交渉会合首席代表会合が行われて以降、約7ヶ月ぶりで、開催のペースが落ちている。中国商務部研究院地域経済協力センターのセンター長を務める、西アジア・アフリカ所の張建平・所長は、「現在、3国間の地政学的要素、安全問題、『環太平洋経済連携協定』(TPP)、『東アジア地域包括的経済連携』(RCEP)など、大型自由貿易区をめぐる交渉はさまざまな壁に直面している。そのため、会合の進捗にも影響が出ている」と分析している。


【1】【2】【3】

コメント

最新コメント

アクセスランキング