写真出典:箭厰動画「南京で生活する日本人」
「当館の主要部分は2007年に建てられた。当時強調していたテーマが『人類にとっての大災禍』。あれから10年が経ち、そのテーマは『記憶』に変わりつつあるかもしれない。『大災禍』という言葉には感情が入っている。悪行に遭うと感情的になるもの。しかし、『記憶』は冷静に過去を振り返り、反省を促す。愛国心を語るにしても、頭に血を上らせるのではなく、どのように団結し、強くなるかを考えなければならない」。
「戦争被害者、例えば元慰安婦などは、国が弱小だったため被害を受けた。国が弱小だったため、苦労したり、命を落としたリした人を尊重し、助け、その人たちのために補償を提供することは歴史を銘記する方法の一種である。」
張館長から見れば、「日本車を破壊したり、日本製品の不買運動をしたり、ネット上で日本人を罵倒したりするというのは、歴史を銘記する方法ではない。本当の意味で『銘記』するというのは他の人よりも幸せに過ごし、他の人よりも素養があり、いろんな分野において他の人よりも勝っているということ」だという。(編集KN)
「人民網日本語版」2017年1月25日
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