8400億元。これは2017年の春節(旧正月、今年は1月28日)連休期間に、国内の小売企業と外食産業企業が達成した売上高で、前年同期に比べて11.4%増加した。新華網が伝えた。
これほどの金額がどこに使われたのだろうか。使い道からどのような消費トレンドが読みとれるのだろうか。商務部(商務省)が2日に発表したデータが、春節消費の「ロードマップ」を示してくれる。
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▽買ったのは? あの手この手の正月用品、消費者は楽しくにぎやかに年越し
春節には、各地方の商務主管部門と大手商業貿易企業が入念にさまざまなスタイルの販促活動を展開した。休日消費市場は活況を呈し、人々は楽しくにぎやかに新年を迎えた。
四川省では「2017年川貨(四川省の製品)新春のごあいさつ」と銘打った一連のイベントが打ち出され、たくさんの企業や商店が名産品大連合展に参加し、「四川のお茶を味わい、四川の酒を飲み、四川の料理を食べ、四川の製品を買おう」とのかけ声の下、正月用品の販売促進ムードを醸成した。陝西省は「2017年新春正月用品ショッピング祭り」を開催し、新年の縁日、提灯祭り、グルメ展などを打ち出した。山西省は休日の旺盛な消費チャンスを着実につかみ、豊富で多彩な販促活動を積極的に展開し、重点企業は客足が前年同期比6.9%伸びた。
一連の通信販売プラットフォームはオンライン正月用品祭りを次々に展開し、春節連休期間には営業を停止しなかった。オンラインで買い物し、正月用品を家まで送ってもらうというスタイルが新しい流行・トレンドになった。
商務部がまとめたデータでは、春節連休の各地の重点モニタリング商業貿易企業の売上高は、安徽省で同15.5%増加したほか、雲南省は同12.7%増加、広西チワン族自治区は同11.5%増加、青海省は同11.3%増加した。
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