バスが出発した午前6時から事故が発生した午後9時まで、ドライバーの就業時間が15時間を上回り、「疲労運転」が行われたことを疑う声が上がっている。また、警察によると、いわゆる「大餅」と呼ばれる運行記録計は、大型バスやトラックに配備されるもので、映像を記録する機能はなく、車両の瞬間走行スピードや運行距離・時間を記録する装置という。この装置の記録から、事故当時、観光バスは時速60キロメートルを出していたとみられるが、高速道路のカーブでの制限速度は40キロに統一されていることから、これは明らかにスピードの出し過ぎとした。事故原因のさらなる詳細については、検証・整理中だという。
今回の事故は、台湾の高速道路で起きた事故としては、30年ぶりの重大事故となった。(編集KM)
「人民網日本語版」2017年2月14日
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