13日夜、台湾地区の高速道路で発生した観光バス横転事故は、予想以上に深刻な被害状況となった。事故を起こした観光バスには、台北市「蝶恋花旅行社」が企画した「武陵農場お花見ツアー」の参加者が乗っていた。午後9時ごろ、復路をたどっていたバスは、「高速5号」と「高速3号」がつながる南港交流道手前の大きなカーブにさしかかった時、おそらくスピードを出し過ぎたせいで、車両全体が道路わきにはみ出し横転した。14日午前5時30分の時点で、病院に搬送された負傷者2人が死亡、これで犠牲者は34人となり、怪我を負った10人が病院で手当てを受けている。高速警察は、観光バスの記録計を分析した結果、事故発生時の車両のスピードが制限時速より20キロオーバーの時速60キロだったことを確認した。中国台湾網などの報道を引用して台湾「中時電子報」が伝えた。
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