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中国の詩・詞が浸透する日本文化 にわかな「漢詩ブーム」

人民網日本語版 2017年02月22日15:38

日本人と中国は、詩・詞において非常に古くから縁がある。隋(581-618年)や唐(618-907年)の時代に、中国文明が日本に伝わり、中国の詩歌も日本で人気になった。そして、日本人も自ら「漢詩」を作るようになった。現在、日本では、小中学校の教科書で漢詩を学ぶほか、漢詩教室や漢詩講座もあちこちにある。さらに、漢詩の研究・普及ならびに交流を図る「全日本漢詩連盟」もあり、日本各地で漢詩大会を頻繁に開催している。(文:藍建中。参考消息網掲載)

日本の一部の文学者にとって、和歌が母親、漢詩は父親のような存在。和歌で繊細な思いを表現し、漢詩で気持ちや志向を表現する。中国の古詩・詞は日本の文化に深く浸透している。

日本で一番人気の漢詩は「春望」

漢詩は一つの句が漢字五文字で構成される五言絶句で形成され、漢字わずか20文字にもかかわらず、そこには奥深い意味が込められている。この特徴により、日本でも人気が高い。李白や杜甫、王昌齢、白居易、蘇軾などの中国の有名な詩人は、日本でも広く知られている。現在、日本の各種漢詩書籍を見ると、中国最古の詩篇である「詩経」の詩歌のほか、「敕勒歌」、「七歩詩」なども載っている。中には中国人もあまり知らない漢詩が、日本では人気となっていることもある。

2004年10月、「月刊しにか」が実施した「漢詩国民投票」で最も人気だった漢詩は、杜甫の「春望」。2位は杜牧の「江南の春」、3位は王維の「元二の安西に使ひするを送る」、4位は孟浩然の「春暁」、5位は王之■(■はさんずいへんに奐)の「鸛鵲楼に登る」と李白の「静夜思」だった。

日本の漢詩の歴史も非常に長い。現存する最古の日本漢詩集は、751年に編集したとされる「懐風藻(かいふうそう)」だ。そして、日本にも、藤原宇合の「奉西海道節度使之作」や菅原道真の「山寺」など、有名な漢詩人が作った名作がたくさんあり、現在に至るまで伝わっている。しかし、「下手な詩」とも呼べないほどでたらめな漢詩もたくさんある。


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