福島第一原子力発電所事故が起きて、3月11日で丸6年になる。日本には非常にたくさんの中国人観光客が訪れているが、東京電力が最近、同発電所2号機の原子炉格納容器内部で極めて高い放射線量が検出されたことを明らかにしたことで、中国のネット上では、「日本政府が言っていることは信用できるのか?」などの議論が巻き起こっている。この疑問に答えようと、筆者は測定器を持って事故現場を取材した。新華社が報じた。
原子炉付近では手がしびれるほど測定器が振動
福島第一原子力発電所に入ると、東京電力の職員から携帯の電源を切るほか、手袋や帽子、綿の靴下2足、チョッキ、放射能測定器、ヘッドホンを渡されて、それらを装着するよう指示された。そして、さらに、ヘルメットと長靴のような安全靴も履き、バスに乗って原子炉の近くまで行って取材を行った。
原子炉近くに行くと、放射能測定器の警報音のスイッチを切ったものの、ものすごい勢いの振動は止まらなかった。
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