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習近平総書記の貧困者支援への思い (2)

人民網日本語版 2017年03月03日08:47

1997年、習総書記は福建省で務めていた際、西海固(寧夏南部)を視察した。「あそこは確かに貧しかった。洞窟式住居もあり、価値のあるものは何もなかった。まさに赤貧洗うが如しだった。一家に2、3つのズボンしかない家もあった」。初めて西海固を訪れた習総書記は、現地の苦しい暮しに大きな衝撃を受けた。福建省党委員会副総書記時、習総書記は中央の指示に応じて、闽寧協力指導グループを設け、そのトップに就任し、貧困者支援事業をしっかりと行い、生活、生産、産業発展に力を入れた。

福建省の副書記、省長時には、習総書記は「真の貧困者支援」を打ち出した。まず、次の世代のために、子供たちを就学させ、教育が立ち後れないようにした。次に、基本的な公共施設を確保した。道路、水道、電気などで、公共サービスの均等化を実現した。さらに、地元の山に頼り、水に頼る。彼らが現地の条件と能力に基づき、「自ら魚を捕る」能力を得られるようにした。年寄りの場合、鶏、家鴨、羊を飼って優良な品種を選び、彼らに科学的な飼育を教え、一定の支援金を与えれば、年間の収入は数千元になり、貧困を脱却できる。若者にとって、重要なのは就業の道を探し、育成を受け、労働へと導かれることだ。こうした若者に対しては、付加価値を高めるようにすべきだ。(編集NA)

「人民網日本語版」2017年3月3日


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