世界5Gテストサミットにおいて、中国移動(チャイナ・モバイル)の劉愛力副総裁はAT&T、NTTドコモ、ボーダフォン、ファーウェイ、エリクソン、インテルなどの企業のトップと共同宣言を発表し、5Gテストにより5G世界統一標準を制定し、通信キャリア、設備メーカー、業界内パートナーシップ間の協力を強化し、5G世界統一環境を構築することに合意していた。新華社が伝えた。
同サミットは通信キャリアが主催し、国際組織のITU、GSMA、3GPP、NGMN、GTIの支援を受けた。世界の通信キャリア、ネットワーク、端末、チップ、計器メーカーの取締役や専門家ら500人弱が出席。5Gテストの最新の進捗と計画に焦点を絞り、5Gテストの需要、関連問題の共通認識の形成、5G産業発展の共同促進について議論を掘り下げた。
5Gはすでに世界モバイル通信産業の焦点になっており、世界各国、各大型国際標準化組織、主流通信企業が5Gの標準化やテストなどを積極的に展開している。中国は5G国際標準化作業に全面的に参加しており、5Gビジョン・需要、5Gネットワーク構造、柔軟なシステム設計、プログラミングなどの面で進展を実現している。5G(IMT-2020)推進チームによる5G技術研究開発テストの第1段階が順調に完了しており、ワイヤレス・ネットワーク関連技術で5G使用シーンをサポートする技術の実現性を十分に検証した。すでに第2段階のテストが始まっており、また北京市懐柔区で世界最大の5G試験場を計画している。エンドツーエンドのテスト環境を提供可能で、5G産業の成熟化を全力で促進していく。(編集YF)
「人民網日本語版」2017年3月3日
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