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中央テレビの国民ビッグデータ、年収30万元が幸福感のターニングポイント (2)

人民網日本語版 2017年03月09日16:58

大調査による発見5:恋愛や結婚が幸福感に与える影響が増大

人々の幸福に影響を与えるものとは何なのだろうか?大調査は10年間その答えを探し、中国人の幸福感に影響を与える要素がここ10年で変化していることを明らかにしている。

恋愛や結婚の重要度増す

全体的な傾向から見ると、「収入レベル」や「社会保障」が幸福感に与える影響は10年前ほど顕著ではなくなってきている一方で恋愛や結婚による影響が増してきている。円満でにぎやかな家庭や仲の良い家族関係、誠実さあふれる恋愛関係が人々の幸福感にどれほど重要であるかがわかる。

独身者の幸福感の低さが顕著

恋愛しているかもしくは結婚しているかという状態は幸福感にはどのような違いがあるのだろうか?

大調査によると、結婚している人は独身の人に比べて幸福感が高く、もっとも幸福感が高かったのは「未婚で恋人がいる」というグループだった。幸福感を得るためには、恋愛をするのが良い方法だといえる。

大調査6:住宅は投資ではなく、住むためのもの 賃貸・販売を並行する時代の到来

国務院弁公庁は2016年6月、「賃貸住宅市場の育成と発展の加速に関する若干の意見」を公布し、賃貸住宅市場の発展を規範化し、販売中心の中国の住宅市場を賃貸・販売の並行へと移行させることを促進するとしている。今回の大調査から見ると、賃貸は一種の都市の住居スタイルとなっているが、賃貸・販売を並行する時代がやってきているようだ。

大調査はデータを通して一般市民の財産観の変化を分析している。過去3年間で一般市民の住宅購入願望が低下しており、約8割の若者が賃貸物件の質が良ければ十分、もしくは賃貸期間が十分安定しているなら、ずっと賃貸で構わないとしている。この結果は非常に重要な兆候を示しており、「住宅は住むためのもので、投資販売するものではない」という一般市民の心理が広まっていて、中国の不動産市場が賃貸・販売を並行する時代に向かっていることがわかる。(編集YK)

「人民網日本語版」2017年3月9日

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