同番組の余楽総監督によると、「空撮によってとらえた世界は、人々が日常生活の中で関心を抱いたり、思い描いたりする世界よりもさらに大きく、不思議で、美しい。そしてこのより大きな世界で、カメラはしばしばいくつかの珍しく、貴重なシーンを捉えることができる。秦嶺を撮影した際には、一頭の茶色のパンダをカメラがとらえた。恐らくこのパンダは現在世界で唯一生存している茶色のパンダだろう」と明かした。
「舌で味わう中国(舌尖上的中国)」から「故宮で文物を修復する私(我在故宮修文物)」、そして今回の「上空から見る中国」といったように、ここ数年、中国中央テレビはネットでも人気を博す一連のドキュメンタリー番組を制作しており、若い人々からの関心を集めている。テーマや構想、手法は異なるものの、これらの作品が伝えているものはいずれも日常生活を超越していながら、それでいて視聴者の生活に密接に関係している「美しさ」だ。
余総監督は、「全てのシーンとそのナレーションにはこの大地に対する愛や感情、我々の生活する世界、そして未来に対する憧憬の思いが込められている」とした。(編集TG)
「人民網日本語版」2017年3月10日
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