上空から中国の大地を俯瞰して眺めるというのは、一体どんな感じだろうか?最近、中国中央テレビ(CCTV)のシリーズドキュメンタリー番組「上空から見る中国(航拍中国)」がネット上で話題となっており、新たな視点で中国の美しさを感じさせる同番組は、中国大手SNSサイト「豆瓣(Douban)」で平均9.4ポイントの高評価を得ている。人民網が伝えた。
ネットで同番組を視聴しているネットユーザーの多くは、俯瞰した視点から見る中国の美しさについて、「その美しいシーンを目にするごとに思わず国歌を歌いたくなってしまうような、その景色全てをデスクトップの壁紙にしてしまいたいような気持ちにさせ、すぐにも家を飛び出してこの山河を駆け巡りたいという衝動に駆られる」とコメントしている。
撮影技術の向上につれて、2010年制作の「ドイツの空から(Deutschland von oben)」や2011年制作の「アースフライト(Earthflight)」のように、ここ数年、国内外でもこうした空撮によるドキュメンタリー番組が人気を博している。「上空から見る中国」は空撮という視点のみで中国を捉えた初のドキュメンタリー番組であるだけでなく、その1シーズンの撮影だけで、有人ヘリコプター16機とドローン57機を動員し、その飛行総距離は15万キロメートル近くに及び、赤道4周分に相当する。
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