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裸一貫組女性富豪、半分近くが中国人 家庭の負担軽減か

人民網日本語版 2017年03月13日08:32

米経済誌「フォーブス」は国際女性デーにあたる8日(現地時間)、「世界の裸一貫組女性富豪ランキング」を発表した。ランキング入りした56人のうち、21人が中国大陸部出身、5人が香港地区出身だった。参考消息網が海外メディアの情報として伝えた。

世界の裸一貫組女性富豪のトップは香港地区出身の周群飛氏。携帯電話用ガラスメーカー・藍思科技公司の創業者で、現在の資産額は74億ドル(約8541億円)に上る。

地域別にみると、今年は大陸部が最も多い21人で37.5%を占めた。米国は17人で2位、香港は5人で3位。ベトナムと日本からも初めてランキング入りした。

周群飛氏は現在47歳で、湖南省の農村で生まれた。子どもの頃、家は貧しく、1980年代に一家で深センに移住した。働きながら学校に通い、学位を取ったとともに、携帯電話用ガラスの製造技術を習得した。93年に深センで起業し、03年に藍思科技公司を創業した。

同じ日に発表された胡潤研究院の「2017年胡潤世界裸一貫組女性富豪ランキング」でも、周氏は第2位に入り、トップは不動産大手・富華集団の陳麗華董事長(76)だった。

また、「フォーブス」では陳氏は第3位に入り、香港の企業家の朱李月華氏が第4位、中国の不動産企業家の呉亜軍氏とファミリーが第5位。伯恩光学(深セン)有限公司の創業者で社長の楊建文氏の妻・林恵英氏が第6位だった。

「2017年胡潤世界裸一貫組女性富豪ランキング」には資産額10億ドル(約1154億円)以上の裸一貫組女性富豪88人が選出され、中国人が3分の2を占めた。

胡潤研究院は中国人の割合が大きい理由として、他の発展途上国に比べて、中国人女性は家庭での負担が軽減される傾向があり、祖父母の世代が次世代の責任を引き受けていることを挙げる。

だが胡潤のランキングをみると、世界で最も豊かな女性20人のうち、裸一貫組は2人だけで、残りの18人はいずれも資産を受け継いだ人々だ。ランキングの女性富豪の4分の1は資産が家族共有となっており、総資産を分割して個人の資産額を計算することは難しい。(編集KS)

「人民網日本語版」2017年3月13日

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